キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

命の終わりについて。

最近親しい友人が亡くなった。
亡くなる数日前にお会いしたのはシェアハウスの介護施設に訪ねた折りだった。
その時は、昔の話を楽しそうに話されていた。
ただその介護施設の出される食事がおいしくないと
不満があるだけだった。
それでは近いうちに私が握ったおいしい寿司を
内緒で食べさせてやるよ、と約束して別れたのに
数日の後物言わぬ姿に対面するとは思いもよらなかった。骸はつまらないものだ。話かけても返事がない。
ただそこには無機質な存在があるだけだ。
人の本質はなんだろう。
魂の本質が霊魂でなければ人の一生は何の意味が有るだろう。
そして、死の先にあるものが楽しい、こよなく楽しい世界でなければ、人の一生に何の意味が有るだろうか。
人が愛しあい、許しあい、尽くし、そしてかの世界での再会を約束できるなら人生は素晴らしいものだ。