キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

エレミヤの預言と現代日本の社会

エレミヤはキリストが誕生する550年前ユダヤで生まれた預言者です。

当時の北イスラエルはかなりバビロニアの文化の影響を受け偶像崇拝が盛んでした。ダビデが神ヘの信仰に基づいて打ち立てたイスラエル民族の王国もすでに北イスラエルと南ユダヤに分裂して久しい。

 

ユダヤにもバビロニアの文化の影響が広まり、民は豊かになると共に神ヘの信仰心を失い現実的利益を追求し堕落して行きます。

不道徳がはびこり、民の心は神から離れ,次第に現実的利益を追求する様になりました。

 

そんなイスラエルの現状を憂い

神に祈り求め、警告を発する様に預言をします。

しかし、民は悔い改める事をせず、ついに大国である偶像崇拝の国バビロニアに攻められすべての民は奴隷としてバビロニアに連れて行かれます。

そんな時代のエレミヤの預言です。

エレミヤ書6章13節

 

なぜなら、身分の低い者から高い者まで、皆利得をむさぼり、

預言者から祭司に至るまで、

皆偽りを行っているからだ。

彼らは、私の民の傷を手軽に

癒し、

平安がないのに、平安だ!平安だ!と言っている。

 

彼らは忌み嫌うべき事をして

恥を見ただろうか。

彼らは少しも恥じず、恥じる事を知らない。

だから、彼らは、倒れる者の中に倒れ、私が彼らを罰する時に

よろめき倒れる。

と主は仰せられる。

 

今の日本社会そのものではないか?

人々は今と言う一時しのぎの幸せを求め、信仰心を失い快楽と金銭を求め、慰め程度の人道主義に走る政治家の姿、まさに

無神論の大国におもねり、擦り寄る輩がはびこり、国の行く末を誤る状態である。

亡き安倍氏は警告していたはずでは無かったのか?。

エレミヤの預言は今の日本社会に対する預言でもある。