キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

新時代の幕開け米中の狭間で

年末の朝日テレビ番組の関口さんの報道番組がなかなか面白かった。見られた人も多いと思います。 戦後の米ソの冷戦からの世界の変化にある背景を見事にあぶり出していた。 そこには国の運命を背負っているリーダー達の最後に見せる善に対する真剣なやり取り…

イエスキリストの受難と奇跡の意味

イエスキリストは何故に自分の為に奇跡を起こしてでも十字架の処刑から身を守らなかったのか、又 奇跡を起こした事実はあったならそれが出来たであろうとよく言われる。非クリスチャンからの素直な疑問であろう。 信仰としてキリスト教を受け入れた人にとっ…

イエスキリストの系図

クリスマスイブが近いのでイエスキリストの事について語りたいと思う。 イエスキリストはダビデの血を引く父ヨセフとマリアの子として生まれた。そのイエスの誕生を祝うのがクリスマスである。 当時の時代において、ローマ帝国の支配にあったイスラエル人は…

重国籍とは

最近では、スポーツを始め、芸能界に外国にルーツを持っ人が活躍している。 これらの社会は純粋に能力主義の世界でもあり 彼らが差別を受けずに活躍する事ができる世界でもある。 しかし日本全体で見る外国で生まれた人は日本人に成りにくいと言う現実問題が…

愛国者と言う厄介者

川崎市議会によってヘイト禁止条例が可決された。 川崎市は特に川崎区、幸区は元々大手の企業の持つ倉庫及び工場が多くあったところで、低賃金で働く労働者が多く住んでいた町であり、治安が悪かった。 そこに低所得の外国人(おそらくヘイトの対象となる朝鮮…

中村先生に祈る

突然の訃報であった。 何十年に渡って遠い異国の為に、命を削って生きて来られた中村医師が凶弾に倒れた。 キリスト教徒でありながら敢えてイスラム教徒の国の為に生涯を捧げられた。 その生きざまは正にキリストの如くであった。 まさに黙々と十字架を背負…

桜吹雪は世の中を変える事ができるのか?

メディアは何もかも桜を見る会の問題であふれている。あらゆる観点から意見が述べられている。 さて整理して見ると、安部総理が特別に多くの人を招待した事。 この場合自らの選挙区の人が大半でありその事が問題になった。 そして次に会費が5000円では安過ぎ…

どこへ行く日本共産党

昨日の共産党のSNS において香港政府に対する非難の声明が発表されていた。それによると 日本共産党は中国政府の香港自治に対する抑圧は不当である、約束した自治権に対する不当な裏切りであると非難の声明であった。かなり驚きである。共産党政権が同じ親国…

日本の若者

日本の若者、こういうタイトルをつけることに少々気が重い。なぜなら国民を若者と老人のカテゴリーに分けて議論する事が好きではない。 日本財団の調査によると、日本の国と社会を自分たちは変える事ができると回答した割合が18%そして 日本の将来は良くなる…

戦後政治史の証人中曽根康弘氏昇天

大変な長寿を全うされました。ご冥福を祈ります。 中曽根康弘氏の名前を知ったのは私が中学生の頃であったであろうか、彼、(以後中曽根先生と呼ぶことにしよう) 当時はすでに一派を率いて次期総理の候補者の一人であったように思う。 後に中曽根先生とコンビ…

日本の教育2 IT人材育成について

再び日本の教育制度について語りたい。 英語教育についてはすでに話したように、全ての授業を英語でやる大学の必要性を言いました。 それは世界中から優秀な人材を日本に集める為には 避けては通れない道でしょう。 そしてその為には内部留保を溜め込んでい…

迷走する日本の教育制度

やはりと言わざるを得ない結果となった大学入試の英語検定試験の事である。 様々な分野からの不安の声が有りながら、文部科学省の独断の結果が凶と出た。 一からやり直しである。 誰しも日本人には世界で通じる英語教育が必要であると思っている。しかしなが…

介護問題その2

再び介護問題を取り上げる事になる。 何故ならばこの事が教育に関するあらゆる問題と共に現代社会の複雑に絡み合った糸のように、日本の政治を難しくしているのだ。 教育が未来の社会を創る根本だとすれば、介護問題は人生における幕切れに近いドラマで言え…

日本における非人道的施設牛久入管

再度取り上げるテーマであるが、それほど世論を分ける問題であるからである。 牛久入管施設に何千人も収容され、彼らの多くが 数年経っても出る事が出来ない。 完全に自由を奪われているのだ。 病気になっても十分に医療を受ける事も出来ない。 精神的ストレ…

古屋詩織さんとJCFN に送るエール

先日特別な宣教活動をしている若いクリスチャンに柿生教会でお会いしました。 彼女はアメリカの学校を出て日本に帰られた方です。 そして同じように外国で暮らして後日本に帰られたクリスチャンの方々の信仰生活を助けておられます。 私も滞米生活が長かった…

無神論である共産主義思想とは何か。

日本における共産党を支持する人の多くが、共産党綱領を知らない。そもそも共産党の綱領これは憲法のようなもので、 党の活動指針になる大事なものである。 政党には必ずある。 通常これは党名が変わらない限り変える事はない。 しかし日本共産党は頻ぱんに…

キリスト教徒と共産党

日本ではキリスト教徒と共産党が共に手を組んで 政治活動をしている姿を見る。不思議なことである。 キリスト教政治連盟とやらの訳のわからない団体がそうである。 共産党の操り団体のようである。一緒になって沖縄の米軍基地反対運動をしているらしい。憲法…

ある反日牧師達の即位の儀式反対論

日本キリスト教協議会に属する牧師達が集まり 即位の儀式反対の声明発表をしたようだ。彼らの考えでは、即位の儀式に国費を使って国家的行事にする事が違憲であるらしい。 憲法に定める政教分離の原則に反するらしい。 そして戦前戦中を通じ軍部から神社参拝…

皇室のありかたと報道の自由

昨日は新天皇の即位の儀式がおごそかに執り行われた。 私はキリスト教徒ではあるけれど日本国民として 新天皇の即位を祝いたい。 そして令和の時代が日本にとっても世界的にも 平和な時代であって欲しいと願っています。新天皇は先の天皇同様にまことに謙虚…

日本における最も非人道的施設

これは刑務所の事ではない。 日本における難民収容施設の事である。 刑務所には刑期があって満期になれば出所する事が出来る、しかし此処ではいつ出れるのかもわからない生き地獄である。 すでに4年近くもなるのに出口が全く見えないのである。牛久の施設で…

ネット発信のウソと真実について

今日の朝日新聞のコラム記事に、インドネシアのパプア洲にて暴動が発生し19人が死亡する事件があった。 その原因は、ある学校の教師が異民族の生徒に対し 猿 と言ってなじった事がネットで出回りそれが原因で起きた抗議デモであったらしいが、どうも 調べて…

キリスト教最大の謎三位一体

このテーマは最も難しい。我々キリスト教外の 宗教と文化的背景に生まれた者にとっては キリスト教を理解する上で最も高いハードルで あろう。 しかし今日のキリスト教、西ローマ教会、正教会、 プロテスタント緒派にとっては教義の根本であり、 今日まで存…

ある若いベトナム人の死

日本に働きに来ていたベトナム人の青年が死んだ。 自殺であった。 なぜ死ななければならなかったのか、 希望を持って異国の地に来て、期待とはかけ離れた現実の日本の社会に悩み苦しみその果てにみずからの命を絶たなければならなかった理由は様々にあるだろ…

仏教とキリスト教7つの違いの間違い

最近は宗教論議が盛んで良い傾向にあると思う。ある記事において懸命に丁寧に宗教比較論をなされていた。 仏教の良さは理論的に納得できること、そして この世での行いによって地獄に行くのかはたまた 極楽に行くのかが決まるとか、私のような日本人にはなる…

ホルムス海峡を守る為の有志連合

日本国籍のタンカーが何者かに攻撃された事に よってにわかに、以前にも合ったような事態が 起きている。 ホルムス海峡を守る為有志連合の結成の話である。 本質は何なのか?国民は良く考える必要事がある。 アメリカが対立しているイランを牽制するために …

貧困なのは自己責任の結果なのかの議論

自分、あるいは彼らが貧困なのは自己責任の結果なのかという議論がある。 私はこの問いかけに対し100イエスともノウとも 言えない。確かに今の日本では中学はもちろん 高校に行くのもほぼ100%可能だし、意欲があれば 大学にも行くのも難しくはない時代である…

キリスト教政治の会発起の精神

キリスト教政治の会は現代社会における諸々の 問題及び人間個人の苦悩の根本的原因が、 人間の持つ本質に内在する罪 (無知)に発せられる ことを認識いたします。イエスキリストの祈りの中に、 あるように地にも行われますように> の祈りが 全世界に実り結ぶ…

日本社会の病引きこもり現象

はたまた出て来た引きこもり問題。 30年くらい前にも同じことばがマスコミをにぎわしたと思う。 当時はバブルがはじけたばかりの頃だった。当時 の主役は中学生と高校生だった。いわゆる不登校児 であり、まもなくすると仕事をしない若者、そして今は中高…

最近起きた凄惨な事件

一人の狂った男が刃物を持って幼い子供達を 次々に襲った事件があった。 外務省に務める男性そして11歳の女の子が亡くなった。19人もの犠牲者をだした事件である。 メディアはさかんになぜこの事件が起きたのか、 事件の容疑者の分析をしようとしている。 …