キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

日本における非人道的施設牛久入管

再度取り上げるテーマであるが、それほど世論を分ける問題であるからである。
牛久入管施設に何千人も収容され、彼らの多くが
数年経っても出る事が出来ない。
完全に自由を奪われているのだ。
病気になっても十分に医療を受ける事も出来ない。
精神的ストレスで自殺する人も後を経たない。
政府は何の対策も建てず、時間だけが過ぎ、無期限の収容が続くのだ。
この事を非人道的と言わず、何が人権問題と言えるだろう。

多くの人がネットコメントで、法律違反だから当然の報いだと言うけれど、彼らは命を奪われるほどの罪を犯したのだろうか?
無期限な収容を判決で受けたのか?

そもそも正当な裁判も受けずに何年も収容する事が違憲ではないのか?
日本の国内における事例はすべて裁判で裁かれなければならない。
日本におけるあらゆる問題のベースにあるのは
人権に対しあまりにも無頓着である事だ。
その事が世界各国と比較的に未だに後進国である由縁です。経済的豊かさを優先するあまり国民はどんどん霊的豊かさを失って行く。

入管収容所における待遇改善のみならず、彼らの未来が見通せる制度にすべきである。

移民に関する法律が整備されていない事が問題なのだ。
政治家は動かなくてはならない。
そして国民の意識も変わらなければならない。

汝らのなかで、自分の中に罪がないと思う者がまず初めに石を投げるが良い。
  イエスキリスト