キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

ある若いベトナム人の死

日本に働きに来ていたベトナム人の青年が死んだ。
自殺であった。
なぜ死ななければならなかったのか、
希望を持って異国の地に来て、期待とはかけ離れた現実の日本の社会に悩み苦しみその果てにみずからの命を絶たなければならなかった理由は様々にあるだろう。
しかし、日本の経済の為に助けになったはずの
若者を守る事が出来なかったのか。
実習生として頑張ってその職場に対応出来ないからと言って不法移民扱いにして結果死に追いやって良いものなのか。
様々な新しい法律を作り規制の網をかけて取り締まるだけで良いものなのか?
そこには必ず落とし穴があり、それに落ちもがいている人を救わなくても良いだろうか?

社会の制度から落ちこぼれた者は仕方なく裏の世界で生きる事になる。
本人限定の滞在許可で働きに来て、若い女性男性同士好きになれば子どもが出来る事あり、しかし
産まれてくる子どもは日本の国籍を得られない。
するとそのまま無国籍になるのだ、

そういう問題もある。
様々に日本社会が変化して行く中にあって制度と法律は恐ろしく遅れいる。
経済はものすごい勢いでグローバル化しているのだ。
日本社会は変わらなければならない。
変えるのは政治家の使命と思う。