キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

台湾の生きる道と日本の成すべきこと

3月2日付けの産経新聞に、葵英文台湾総統への
インタビュー記事があった。
葵総統は日ごとに増して来る中国政府による
政治的、軍事的及びインターネットによる激しい
干渉と脅威に対し毅然としたいわゆる自由主義
諸国の連携を訴えておられた。
特に日本との安全保障の連携を強調された。

果たして日本はこの事に対しどう答える事ができるのだろう。
かつては日本は敗戦後 戦勝国によって
分割統治されるところ、蒋介石総統の強い意見によってそれが免れた経緯があった。
1971年に共産党中国が国連に加盟して翌年田中角栄によって日中平和条約で国交樹立となって以来
日本は台湾を切り捨てた。
アメリカはカーター大統領の時1979年台湾法を
成立させて以来経済的軍事的に協力関係にある。
さて現在の米中関係にあって日本は台湾法を
作り東シナ海問題及び南シナ海問題に共に向かい
ベトナム、インド、マレーシア、シンガポール
などの国々と連携して中国漢民族覇権主義に向かうべきである。
20年後の中国は日本以上の高齢化社会を迎え国力は確実に半減する予想にある。
同じ自由主義の価値観を共有する国々で国交を深めるべきである。