キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

重国籍とは

最近では、スポーツを始め、芸能界に外国にルーツを持っ人が活躍している。
これらの社会は純粋に能力主義の世界でもあり
彼らが差別を受けずに活躍する事ができる世界でもある。
しかし日本全体で見る外国で生まれた人は日本人に成りにくいと言う現実問題がある。
日本で生まれ日本で育ち、かつ日本人の血を引いている多くの国民はあまり関心がない話であろうと思うが。今少しずつ日本独特の国籍血統主義が問題になりつつある。
外国にルーツを持っ日本で生まれた子供はそれだけでは日本国籍をもらえないのだ。
この事を放っておくと大変な社会問題になる。
事実その事で苦しめられている人が増えているのだ。
つまり二重国籍の問題として。本人が日本国籍を取りたくてもその手続きの複雑さの為断念する例が多く、また外国籍を捨てて日本国籍を取りたくても
事情があり出来ない、あるいは母国がその事を許可しないかその手続きが存在しない例もある。そもそも国民の国籍を破棄させる理由がないのだ。又日本政府サイドにも積極的に外国籍からの国籍変更する理由もない。むしろ伝統的に守って来た血統に基づいた国籍法を変える気もない。
世界のほとんどの国が認めている二重国籍を認めるべきである。
それによる弊害はおそらくはないであろう。戦争になりどちらかの国に徴兵するのかを問われない限りである。

そもそも日本と言う国は大古の頃から既に多民族の血を受け入れて発展した歴史がある。

血統主義が強く出されたのは明治になってからではないのか、時代は変わる。