キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

新時代の幕開け米中の狭間で

年末の朝日テレビ番組の関口さんの報道番組がなかなか面白かった。見られた人も多いと思います。
戦後の米ソの冷戦からの世界の変化にある背景を見事にあぶり出していた。
そこには国の運命を背負っているリーダー達の最後に見せる善に対する真剣なやり取りが存在した。
キューバ危機の時の米ソの指導者の判断には神が働きかけたであろうと思われる。
(ヒットラー、そしてスターリンは悪魔の使者です。人びとの中に争いを広める者は悪魔の使者です
神は和解を求めます。)
彼らは神を否定して自らを神にしようとしたので滅びました。
現在でも自らを神にしようとする者がいるのであれば滅びます。

だから一国の指導者は常に謙虚であるべきです

さて
今の世界的緊張感は間違いなく米中の経済的及び軍事的な立場の違いによるものであろう。
そこに巻き込まれて自国の存在価値を高めようとする各国の動きがありそれぞれの国は自国の利益を求め模索しています。
イギリスのEU圏からのブレジット離脱はその様な動きです。

しかし彼らは耐え忍び世界の和解に貢献しなければならないのです。それが大英帝国の誇りを保つ道であるのに、孤立はそれを失う事です。

中国の指導者はむしろ積極的に世界への働きかけをしています。それが世界の王への道だから、そしてそれが自国の利益だけの為なら滅びます。

中国の経済的発展は間違いなくさらなる高見を目指している。
それに対して米国は危機感を持っている。その事は軍事的優劣に直結するからである。
他国の人びとを戦争で苦しめた過去が自国に降りかかることを恐れる。
ゆえに軍事的拡張はとどまる事はない。
そこには愛国の為ではなく人間のエゴと不信感が根底にある。
決して、お互いの信頼感なくして平和はない。
どんなに貿易に規制をかけても自国の繁栄にはつながらないのだ。
人の往来が自由に行われるように経済的発展は自由な交流なくしてあり得ないだろう。

日本人はどこに向かうだろうか?

米中は必ず和解する。
日本はあくまでも中立的に行動すべきである。まずは極東の平和のため、そしてアジアの平和のために積極的に行動すべきです。インド、中国と共にアジアの繁栄の為の行動です。

そして多民族を受け入れる事である。それが平和に向かう方法だろう。
移民対策もその様にあって欲しい。他国への支援する事も平和につながる。