キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

人権とは何かが解らない日本の政治家

中国政府によるウイグル自治区の住民に対する迫害と圧政が酷い。
以前から激しい抵抗運動を続けていた人々を、今では、数百万人が強制収用施設に入れられて
自由を奪われ、強制労働によってあらゆる製品を造らされているらしい。
彼らの身体に関わる情報を集めて臓器移植に使われているとの情報もある。
アメリカのCIAなどは正確な情報を掴んでいるはずであり、故に今回の中国に対する制裁を発動しようとしている。
欧州もそれに同調するようだ。
彼らには人権に対する確固たる定義がある。
それはキリスト教である。
その事が特に宗教弾圧に対し厳しい。
宗教の自由は民主主義の根本であり、その事をないがしろにする中国政府に対する不信感は根強い。
我が国の国民は人権に対する考えが理解できない。異質な者に対する差別が現実に存在するからだ。外国人に対する差別意識が依然としてある。
アジア人に対する優越意識を解決しなければ真の人権国家とはなり得ない。
移民を受け入れて少子化を解決できないのも同じ考えがあるからだ。
さて菅首相はこの事をどれ程深刻に捉えているだろうか?

世界の指導者たちと対話するなら経済優先の考えでは通用しないだろう。
中国政府の指導者たちははるかにしたたかである。ニコニコするだけでは外交はなし得ない。

原則は民主主義を守る事と人権の理解のない国とのお付き合いはあり得ないのだ。