キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

今の時代に生きる知恵。

コロナ禍が始まって一年と半年になるけれど
いっこうに治まりそうにない。この間に多くの人々が仕事を失い、又家族の中にも犠牲者を出された方々もおられることでしょう。
仮にそうでなくても自宅での仕事を強いられて
家族に気を使いながらの在宅ワークは大変な事だと思う。
なかには子供たちと遊んでやる時間が増えて良かったという人もいるだろうが多くの人々はストレスを感じながらの毎日だろうと察します。

さて、世界は間違いなく新しい方向に向かって
急速に舵をきり突き進んでいるようだ。
地球温暖化対策という化け物が世界を引っ張っているようだ。
そのために各国は対策を強いられている。
エネルギー政策の大転換である。この事は考えようによってはチャンスであり、又発展途上国にとっては大変な負担にもなり、結局のところ経済大国が有利に事が進んで行く仕組みだ。
中国、ヨーロッパでも政策を柔軟に転換できる国がこの事を牽引している。
逆に政治に決定権のないイギリス、日本などは遅れてしまう。
アメリカに代表される大統領制をとる国が政策の転換は速いと言えよう。

さて我が国は遅い牛のようにゆっくりと物事が進んで行く仕組みになっている。
したがって国民には忍耐が必要であるようだ。

今やその忍耐が切れそうに、さまざまな分野で
悲鳴が聞こえて来るのだ。

まさに忍耐の極みである。
若年者の自殺が増えている。
将来に対する漠然とした不安がそうさせるのか、経済の回復の見通しもないままオリンピック開催へと突き進んでいる菅政権である。

こんな不安を感じながら人はどう生きるべきか?
その答えは古いようでもかって生きて人々に希望を与える知恵を残してくれた聖人と呼ばれた方、
仏陀やイエスキリストに学ぶのが良い。
仏陀は悟りの境地こそ絶対なる平安の道であると説き真理を知ることが肝要だという、

エスキリストも同じく私を信じてしたがって来るなら聖霊によって平安が与えられる。と言われた時からキリスト教の歴史が始まった。
私はそんなイエスを信じて生きてしあわせを感じる。
不安とは絶対なる存在たる神様から離れている状況が不安な心の状態である。
ならば、やはり人は命の根源である神に帰ろう。