キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

どこへ行く日本共産党

昨日の共産党SNS において香港政府に対する非難の声明が発表されていた。それによると
日本共産党は中国政府の香港自治に対する抑圧は不当である、約束した自治権に対する不当な裏切りであると非難の声明であった。かなり驚きである。

共産党政権が同じ親国からの兄弟である共産党政権を非難しているのだから。
日本共産党に言わせれば、何十年前から中国共産党とは断交しているというが、それなら日本共産党の看板を外すべきである。
日本では評判の悪い中国共産党と一緒にされたくないのであろうが、それなら看板を塗り替えて新しい党として出発すべきである。
おそらく党内部において矛盾が存在しているのだろう。
いずれは日本共産党は消滅するはずである。
なぜなら今後の世界経済の流れは益々国家を超えるものとなり、彼らの存在を証明するマルクス経済学の衰退に繋がっているのですから。
共産主義思想は国家資本主義に対する挑戦の為に存在するからである。
経済が世界的なつながりを持ってくる今後において
国家主義さえも消滅するはずである。
何事も世界的規模の話し合い無くして一国家は成り立たなくなるのだ。

アメリカのトランプ始め中国の習金平などに代表されるように極端な民族主義国家主義がはびこっている現状はいつまでも続かない。
次期大統領選はトランプに取ってかなり厳しいものとなるであろう。
歴史は確実に脱国家主義に向かうのだ。

それがキリスト教歴史観である。