キリスト教政治の会

右でもない左でもない、キリスト教信者たちに伝える政治の話です。

新コロナウイルスとオリンピック

やはり、という感じで、オリンピック開催をめぐって様々な議論が巻きおこっている。 中止、延期を主張する人々が世界中からメッセージを送っているが日本のオリンピック委員会と安倍首相はいまだに明確な予定を発表する事が出来ない。 それに対しての批判が…

夫の転勤、妻の転勤どちらが優先すべき

近頃は妻の転勤に夫が仕事を休みついて行くケースが出てきているようです。 これについても賛否両論があるようだ。 これまでは夫の転勤に妻、子がついて行くケースがほとんどであった。 価値観が変わったからという理由だけではないように思う。 日本の社会…

父と娘の関係、名古屋高裁の判決

名古屋高裁は正しい判決を下した。名古屋地方裁判所が昨年無罪の判決を下したものをくつがえしての判決である。父親は有罪となった。 実の父に幼児の頃から性的な虐待を繰り返され 、19才になるまでそれが続いたのである。そして娘は父を訴えた。そして多く…

新型コロナウイルスは世界を変えるか?

昨今のニュースは朝から晩までコロナウイルスの話ばかりである。まさにメディアは新型コロナウイルスに乗っ取られた様に思う。 そして中国の武漢市に始まり中国の全土に広がり今や世界中に蔓延してしまった。 世界の経済活動は麻痺してしまった。人の交流は…

世の終末と週末

今日、と言ってもこの時間は真夜中の2時前であるが、啓示はしばしば未明に突然と天から降りてくるので今は真夜中である。 神は天地創造の始めに天と地を創造された。地は茫漠として何もなかった。闇が大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。 神は仰…

アメリカの大統領選の行方

いよいよ米国大統領選の為にまず、 注目すべき民主党予備選が始まった。 現職のトランプ大統領が再選されるのか、それを越える候補者が出てくるのかどうかは今始まったばかりの民主党予備選にかかっている。アメリカの大統領選の仕組みはちょっと分かりにく…

権威主義の崩壊する日

権威主義とはこの場合人間の権威に頼り、組織を統制する事である。もし何処かの国がある特定の人物を指導者に祭り上げて、彼の権威に頼り政治が行われているのであるならば、その事が権威主義による政治なのである。 そして、その組織は必ず崩壊する。何故な…

イスラエルとパレスチナ自治政府

又もやトランプ大統領がパレスチナ問題解決の和平案について発案して、パレスチナ側の反発にあっている。 彼らの怒りは、トランプ大統領がイスラエルの首都としてエルサレムを承認した事に端を発している。 つまりエルサレムはイスラエルだけのものであると…

日米同盟のコスト

トランプ大統領になってから、米国が日本に対してありとあらゆる面での過度な要求が増えている。 農作物の米国からの輸入のみならず特に軍事産業からの輸入は半端なく増え続けている。 安倍政権になってから特に増え続けている。 未だに配置さえ決まっていな…

差別の根源について

差別という言葉は幅広い。 差別意識と社会的差別とは原因と結果のようなものですが、差別意識とは人間の持っている比較能力が根源であり、誤った考え方に影響されて他を攻撃する行為が社会的問題として現れてくるのである。 それが社会的差別となってくる。…

IR誘致に関する議論

近頃、IR以後簡略化してカジノと呼ぶ。 複合型リゾート施設らしいけど実態はカジノ誘致の話であろう。役所が国民を説得しやすくするために考え出した名前であろうと思う。実に馬鹿にした名前をつけたものである。外国、私が住んでいた米国では単に一般呼称と…

やまゆり園事件が日本社会に突きつけたこと

我々の記憶にいつまでも残る凄惨な事件であった。 神奈川県相模原市の障害者施設で入所者19人が殺害された事件は日本社会に対し強烈な衝撃を与えた。それが単に個人の恨みの結果と言う次元を超えたものであり、日本社会に対しての悪魔の挑戦に感じられる。こ…

新時代の幕開け米中の狭間で

年末の朝日テレビ番組の関口さんの報道番組がなかなか面白かった。見られた人も多いと思います。 戦後の米ソの冷戦からの世界の変化にある背景を見事にあぶり出していた。 そこには国の運命を背負っているリーダー達の最後に見せる善に対する真剣なやり取り…

イエスキリストの受難と奇跡の意味

イエスキリストは何故に自分の為に奇跡を起こしてでも十字架の処刑から身を守らなかったのか、又 奇跡を起こした事実はあったならそれが出来たであろうとよく言われる。非クリスチャンからの素直な疑問であろう。 信仰としてキリスト教を受け入れた人にとっ…

イエスキリストの系図

クリスマスイブが近いのでイエスキリストの事について語りたいと思う。 イエスキリストはダビデの血を引く父ヨセフとマリアの子として生まれた。そのイエスの誕生を祝うのがクリスマスである。 当時の時代において、ローマ帝国の支配にあったイスラエル人は…

重国籍とは

最近では、スポーツを始め、芸能界に外国にルーツを持っ人が活躍している。 これらの社会は純粋に能力主義の世界でもあり 彼らが差別を受けずに活躍する事ができる世界でもある。 しかし日本全体で見る外国で生まれた人は日本人に成りにくいと言う現実問題が…

愛国者と言う厄介者

川崎市議会によってヘイト禁止条例が可決された。 川崎市は特に川崎区、幸区は元々大手の企業の持つ倉庫及び工場が多くあったところで、低賃金で働く労働者が多く住んでいた町であり、治安が悪かった。 そこに低所得の外国人(おそらくヘイトの対象となる朝鮮…

中村先生に祈る

突然の訃報であった。 何十年に渡って遠い異国の為に、命を削って生きて来られた中村医師が凶弾に倒れた。 キリスト教徒でありながら敢えてイスラム教徒の国の為に生涯を捧げられた。 その生きざまは正にキリストの如くであった。 まさに黙々と十字架を背負…

桜吹雪は世の中を変える事ができるのか?

メディアは何もかも桜を見る会の問題であふれている。あらゆる観点から意見が述べられている。 さて整理して見ると、安部総理が特別に多くの人を招待した事。 この場合自らの選挙区の人が大半でありその事が問題になった。 そして次に会費が5000円では安過ぎ…

どこへ行く日本共産党

昨日の共産党のSNS において香港政府に対する非難の声明が発表されていた。それによると 日本共産党は中国政府の香港自治に対する抑圧は不当である、約束した自治権に対する不当な裏切りであると非難の声明であった。かなり驚きである。共産党政権が同じ親国…

日本の若者

日本の若者、こういうタイトルをつけることに少々気が重い。なぜなら国民を若者と老人のカテゴリーに分けて議論する事が好きではない。 日本財団の調査によると、日本の国と社会を自分たちは変える事ができると回答した割合が18%そして 日本の将来は良くなる…

戦後政治史の証人中曽根康弘氏昇天

大変な長寿を全うされました。ご冥福を祈ります。 中曽根康弘氏の名前を知ったのは私が中学生の頃であったであろうか、彼、(以後中曽根先生と呼ぶことにしよう) 当時はすでに一派を率いて次期総理の候補者の一人であったように思う。 後に中曽根先生とコンビ…

日本の教育2 IT人材育成について

再び日本の教育制度について語りたい。 英語教育についてはすでに話したように、全ての授業を英語でやる大学の必要性を言いました。 それは世界中から優秀な人材を日本に集める為には 避けては通れない道でしょう。 そしてその為には内部留保を溜め込んでい…

迷走する日本の教育制度

やはりと言わざるを得ない結果となった大学入試の英語検定試験の事である。 様々な分野からの不安の声が有りながら、文部科学省の独断の結果が凶と出た。 一からやり直しである。 誰しも日本人には世界で通じる英語教育が必要であると思っている。しかしなが…

介護問題その2

再び介護問題を取り上げる事になる。 何故ならばこの事が教育に関するあらゆる問題と共に現代社会の複雑に絡み合った糸のように、日本の政治を難しくしているのだ。 教育が未来の社会を創る根本だとすれば、介護問題は人生における幕切れに近いドラマで言え…

日本における非人道的施設牛久入管

再度取り上げるテーマであるが、それほど世論を分ける問題であるからである。 牛久入管施設に何千人も収容され、彼らの多くが 数年経っても出る事が出来ない。 完全に自由を奪われているのだ。 病気になっても十分に医療を受ける事も出来ない。 精神的ストレ…

古屋詩織さんとJCFN に送るエール

先日特別な宣教活動をしている若いクリスチャンに柿生教会でお会いしました。 彼女はアメリカの学校を出て日本に帰られた方です。 そして同じように外国で暮らして後日本に帰られたクリスチャンの方々の信仰生活を助けておられます。 私も滞米生活が長かった…

無神論である共産主義思想とは何か。

日本における共産党を支持する人の多くが、共産党綱領を知らない。そもそも共産党の綱領これは憲法のようなもので、 党の活動指針になる大事なものである。 政党には必ずある。 通常これは党名が変わらない限り変える事はない。 しかし日本共産党は頻ぱんに…

キリスト教徒と共産党

日本ではキリスト教徒と共産党が共に手を組んで 政治活動をしている姿を見る。不思議なことである。 キリスト教政治連盟とやらの訳のわからない団体がそうである。 共産党の操り団体のようである。一緒になって沖縄の米軍基地反対運動をしているらしい。憲法…

ある反日牧師達の即位の儀式反対論

日本キリスト教協議会に属する牧師達が集まり 即位の儀式反対の声明発表をしたようだ。彼らの考えでは、即位の儀式に国費を使って国家的行事にする事が違憲であるらしい。 憲法に定める政教分離の原則に反するらしい。 そして戦前戦中を通じ軍部から神社参拝…